テンスの話をさらに進めていきます。
これまでル形やタ形について準備段階として説明してきました。復習したい方、まだよくわからないよーという方はここから学習を始めましょう!
まずささっとテンスとは何かを説明すると、
動作・状態が過去・現在・未来に3つのうちどの時を表すのかを考える文法分野
です。
いくつか例を挙げると、
小千田が自宅でカレーを食べる。 未来 ル形
ここに小千田の自宅がある。 現在 ル形
昨日小千田は山へ行った。 過去 タ形
この教室はずいぶんあつい。 現在 ル形
基本的にル形は未来と現在、タ形は過去を示します。
テンスという文法カテゴリーは、ル形、タ形でまず分けてそれぞれの述語の時制は何だろう?と一つ一つ見ていくものです。
現在、過去、未来の分類なんて簡単じゃん!と思うかもしれませんが、実は日本語のテンスは述語の形や述語がどこに来るかに影響を受けるので、一概に「ル形は未来か現在」、「タ形は過去」ということが言えなくなってきます。
今回は足掛け的に簡単にテンスの分類の基本をおさらいしました。これからもっと深くテンスの学習を進めましょう。
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