推量のモダリティ「そうだ」について解説していきます。
かなり細かく分けて説明をしているので、はじめての方は推量のモダリティ「そうだ」①から読んでみてくださいね。
今回のポイントは、
仮定や未実現の事態がある事態を起こす可能性を表す
です!
いよいよ訳が分からなくなってきました。
単純に言い換えると、
Aが起きたらBが起きることが考えられる
になります。
例を見ていきましょう!
(1)小千田が総理大臣になったら、景気が悪化しそうだ。
A: 小千田が総理大臣になる (仮定の話)
B: 景気が悪化する
(2)午前はプール授業なので、午後の授業ではみんな寝そうだ。
A: 午前にプールの授業がある (まだ授業は始まってない→未実現)
B: 午後の授業でみんな寝る
これまでの「そうだ」との違いは、事象がまだ起きていない状態からその先の未来を予測しているというところです。
空想的でAが起きない場合もある、
それでもAが起きた時にBがその未来で起きることが考えられる
というように捉えるとよいでしょう。
何より重要なのは、このモダリティの表現できる要素を理解した上で、どのような例文を使って学習者にニュアンスや細かい意味を伝えることができるかなのです。
ぜひ、じっくり考えてみてください。
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