日本語の五十音をどのように国際音声記号で表記していくのかを説明します。
今回はヤ行を取り扱います。
【目次】
ヤ行の音声記号
ヤ行の音声記号は[j]と表します。
この記号を見た時に「じゃ」では?と思う人がいるかもしれませんが、これがヤ行の子音です。ドイツ語などで日本のことを「ジャパン」ではなく「ヤーパン」と読んだりしますので、「j」にヤ行のイメージがあることを頭に入れておいてください。
「ヤユヨ」それぞれは、
「ヤ」 [ja]
「ユ」 [jɯ]
「ヨ」 [jo]
となります。
ヤ行の子音について
〇有声音・無声音
喉に振動を感じます。有声音です。
〇調音点
調音点は硬口蓋になります。
〇調音法
舌と口蓋で隙間を作っているので摩擦音だと思うかもしれませんが、舌と口蓋を近づかせて作った空間に音を響かせているので「接近音」になることに注意してください。
口腔断面図はこのようになります。

また、厳密に言うと違いますが、接近音は「半母音」とほとんど同じものだと覚えてしまって問題ありません。
これだけ押さえるべし!最重要キーポイント
- ヤ行の子音は[j]で、有声(喉が震える)硬口蓋(上顎の奥、硬いところ)接近音(舌と口蓋の空間に音を響かせる)
である。 - 接近音は「半母音」とほとんど同じ。ただ、あくまで子音。
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