ワ行の音声記号③

日本語の五十音をどのように国際音声記号で表記していくのかを説明します。

今回はワ行を取り扱います。

①、②を通して、「ワ」をかなり細かく見てきました。

このページでは、主に「ヲ」の子音と「ン」の子音の概要について説明します。

ワ行①「ワ」編（こちら）

ワ行②「音声記号[w]」編（こちら）

ワ行③「ヲ」「ン」編（本ページ）

【目次】

• 「ヲ」の音声記号について
• 「ン」の概要について

「ヲ」の音声記号について

「ヲ」の子音（母音）の音声記号は[o]と表します。

これは母音の「オ」と同じだと考えて問題ありません。

つまり、「ヲ」は円唇後舌中母音（半母音）になります。

「ン」の概要について

五十音もいよいよ最後の音ですが、この「ン」種類がかなりあります。

…あと一息です！

今日はとりあえずさわりだけやります。

この動画では、「ン」の音は常に口内のどこかしらが閉鎖して鼻に息が抜けている鼻音、あるいは鼻母音だということだけ理解できれば大丈夫です。

閉鎖点でざっくり分けると６つくらい、異なる音がこれから出てくるので一つ一つマスターしていきましょう。

これだけ押さえるべし！最重要キーポイント

「ヲ」の音声記号は[o]で、母音「オ」と同じ円唇後舌中母音（半母音）。

「ン」は種類がたくさん、鼻音あるいは鼻母音。